モトローラのAI対応スマートフォン「motorola edge 60 pro」を購入し、しばらく使ってみたので実機レビューをお届けします。
ミッドハイクラスの強力なSoC「Dimensity 8350 Extreme」を搭載し、125W急速充電や各種AI機能に対応。優れた性能や機能性を持ちながら、薄型軽量で曲面を多用したデザイン性の高いモデルです。
モトローラ公式オンラインストアでの価格は税込7万9,800円となっています。
ジャンプできる目次
- 1 motorola edge 60 proはこんなスマホ
- 2 motorola edge 60 proを開封!ケース・充電器が付属
- 3 motorola edge 60 proの本体をチェック!
- 4 motorola edge 60 proの処理・ゲーム性能をチェック
- 5 motorola edge 60 proのディスプレイをチェック
- 6 motorola edge 60 proのカメラ性能をチェック
- 7 motorola edge 60 proのバッテリー・充電性能をチェック
- 8 motorola edge 60 proの音響をチェック
- 9 motorola edge 60 proの生体認証をチェック!
- 10 motorola edge 60 proのスペック
- 11 motorola edge 60 pro レビューまとめ:性能もデザインも上質
- 12 motorola edge 60 pro / 60s proをお得に購入する方法!
motorola edge 60 proはこんなスマホ

motorola edge 60 proの主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅厚さ約8.3mm、重量約184gの薄型軽量デザイン
✅Dimensity 8350 Extreme搭載のミドルハイモデル
✅発色も形状も美しいクアッドカーブディスプレイ
✅メイン+超広角+望遠のトリプルカメラ。AIで画質も強化
✅5000mAh大容量バッテリー / 125W急速充電対応
✅ステレオスピーカー搭載。イヤホンジャックは無し
✅nanoSIM+eSIM / IP68 & 69防塵防水に対応
✅画面内指紋・顔認証 / おサイフケータイ対応
✅ストレージ256GB / Gemini等AI機能対応
motorola edge 60 proは、ほぼハイエンドに近いスペックを備えたスマートフォン。
SoCこそミドルハイクラスの「Dimensity 8350 Extreme」ですが、その他のスペックは非常に強力で画面も四辺がカーブする美しい造形美。さらに背面加工もこだわっており、薄型軽量のデザインとなっています。
また、おサイフケータイはもちろんIP68/69の強力な防塵防水、Geminiや「かこって検索」等の各種AI機能にも対応しており、普段使いでも隙のないスマートフォンになっています。
モトローラ公式オンラインストアでの価格は税込7万9,800円。また、ソフトバンク版となる「motorola edge 60s pro」も販売されていますが、前モデルとは異なり主要スペックに違いはありません(50 pro / 50s proは容量に違いがあった)。
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motorola edge 60 proを開封!ケース・充電器が付属
まずは、motorola edge 60 proを開封していきます。
ズッシリとした大きなパッケージですが、デザインは非常にシンプルです。

同梱物は以下の通りです。

中身
✅本体
✅ケース
✅125W充電アダプタ&ケーブル
✅SIMピン
✅クイックスタートガイド等
本体に加えてケース・125W充電器が付属しますがフィルムは無いので別途購入するとよいでしょう。
専用充電器が付属しているのは嬉しい!
以下の貼り付けキット付きのフィルムは実際に筆者も購入しており、簡単にぴったり画面に貼り付けることができました。
なお、付属のケースは側面がガッツリ空いた形状となっています。

横幅が広がらないので持ちやすい一方、側面の保護がないので一長一短のケースです。

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motorola edge 60 proの本体をチェック!
本体重量は公称で約184g
本体は実測で約185g。公称重量とほぼ同様で、最近のスマートフォンとしては軽量です。

最近のスマホは200gを超えるものが多いので比較的軽めですね!
なお、付属のケースを含めると約205gでした。

本体細部をチェック!IP68/69防塵防水に対応
それでは、motorola edge 60 pro本体の細部もチェックしていきましょう。

本体の上下左右に配置されているボタンやポート等は以下の通りです。




天面と底面にそれぞれスピーカー穴があるステレオスピーカー仕様となっています。


そのほか、IP68/69防塵防水に対応。IPの後ろに付く2つの数字は、一つ目が防塵、二つ目が防水性能を表します。
公式サイトによれば、最大1.5メートルの淡水に最大30分間の浸漬や、強力な高温ウォータージェットに最大30秒間さらされても耐久出来る性能とのことです。
さらにMIL規格対応で、極端な気温や高湿度、厳しい使用環境でも使用可能とのこと!
SIMスロットは1枚のnanoSIMが入る仕様ですが、eSIMと組み合わせればデュアルSIMも可能。おサイフケータイにも対応しています。
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デザインもチェック。背面パネルに高級感あり
motorola edge 60 proのデザインもしっかりチェックしていきましょう。

全体的にカーブを多用した流線形デザイン。
背面パネルも布のような独自の加工(カルサイトホワイト)がほどこされ、非常に手触りが良いです。

カメラの横にFeliCaマークあり!おサイフケータイ対応です。
また、カメラ部分はなめらかに盛り上がっており、背面パネルと一体化したデザインです。

なお、カメラの出っ張りは10円玉2枚とほぼ同等でした。

画面は6.7インチのpOLEDディスプレイ(有機EL)を採用。上下左右が湾曲したクアッドカーブドデザインとなっています。

上下左右からのスワイプ操作に適したデザインですが、特に左右はしっかりカーブしており好みが分かれそうです。

下部のベゼルも細く切り詰められており、ハイエンドモデルのような高級感ある見た目です。

また、画面が大きい一方、カーブした背面と画面のおかげで意外と持ちやすいスマホです。

背面の質感も良く、握り心地は良好です!
motorola edge 60 proの処理・ゲーム性能をチェック
AnTuTuは最高140万点に迫る

motorola edge 60 proは、メディアテック製のミドルハイクラスSoC「Dimensity 8350 Extreme」を搭載しています。
その処理性能を測るために、AnTuTuベンチマーク(Ver10.4.6)で計測を行いました。強い負荷への耐性を調べるために3回連続で行っています。



結果は、最高で140万点に迫る高スコアを記録した一方、2回目・3回目では80万点台とガクッとスコアが落ちる結果に。
2回目・3回目では明らかに温度を下げる動きが見られるため、サーマルスロットリング(性能制限)が働いたと思われます。
いささか高パフォーマンスの維持に不安を感じる結果ではあるものの、こうした超高負荷をかけることは普通にスマホを使う分にはほぼありません。
実際に日常的によく使われるであろうアプリ(電話、ブラウザ、SNSなど)を使ってみましたが、非常に快適に使う事ができました。
高画質の原神もある程度快適
AnTuTuベンチマーク(Ver.10)で分かる大体の性能目安は以下の通り。参考にしてください。
| スコア | 解説 |
| ~約30万点 | 超ローエンド。最低限のことができれば良い人向け |
| ~約40万点 | ローエンド。40万点未満よりも動作は快適。ゲーム以外はほぼ困らない |
| ~約70万点 | ミドルレンジ。30万点~40万点よりも快適。あまり重くないゲームなら可 |
| ~約150万点 | ミッドハイレンジ。高負荷設定でなければ3Dゲームも十分動く |
| ~約200万点 | ハイエンド一歩手前。高負荷設定でも3Dゲームがほぼ快適 |
| ~約300万点 | ハイエンド。高負荷設定でも3Dゲームが十分快適 |
| 300万点超え | 2025年のトップレベル。高負荷設定でも3Dゲームが超快適 |
※2025年7月時点の当サイト独自の基準に基づきます。使用感は人によって異なる場合があるので、あらかじめご了承ください。
motorola edge 60 proは最高で140万点に迫るスコアで、ミッドハイレンジモデルとしては高いパフォーマンスが期待できるスマホです。
独自のゲーム機能も備えており、実際のFPSも表示可能。また、パフォーマンスモードを「ターボ」に設定することで、高い負荷をかけてもある程度良好なパフォーマンスを維持することが可能です。

実際に、高い負荷を要求する3Dゲーム「原神」を「最高画質+60FPS」に設定してプレイしてみましたが、ハイエンド未満のモデルとしては良好なパフォーマンスを発揮。
※重めのマップ「ナタ」にて約30分間マラソンと戦闘を繰り返した
開始10分で45FPS、25分で40FPSに制限がかかってしまったものの、大きなカクつきはなく不安定さは感じませんでした。また、ゲーム終了時の42.9℃とそれほど高くなっていません。
ミッドハイクラスでこれくらい動くのは、かなり好感触!
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motorola edge 60 proのディスプレイをチェック
120Hz駆動のSuper HDディスプレイ
motorola edge 60 proは、最大120Hzのリフレッシュレートに対応した6.7インチのpOLEDエッジディスプレイ(有機EL)を搭載しています。

解像度はSuper HD(1.5K相当)で発色も非常に良好。また、最大120Hzのなめらかな駆動で、長く使っていても目に優しく感じます。

鮮明でスムーズな動画視聴が楽しめますね!
その他のディスプレイスペックをまとめると以下の通りです。
ディスプレイのスペック
✅4500nitピーク輝度:非常に高い画面輝度
✅HDR10+:視聴環境やコンテンツのシーンに最適な表示が可能
✅100% DCI-P3:正確な色域(表現できる色の範囲)を提供
✅Pantone Validatedカラー:Pantone社の色見本に忠実な色表現
✅Pantone Skintone 認定:正確な肌色の表現についてPantone社が認定
✅300Hz タッチレート:画面タッチ感度が高め。ゲーム等で素早く反応できる
✅720Hz PWM調光 / DC調光:画面のちらつきを抑え眼精疲労等を軽減
その他、世界最大級の認証企業SGSによる低ブルーライト認証等も得ています。
世界的な色見本企業Pantoneとの協力で、正確な色表現ができるディスプレイ!
直射日光下でも明るく、視認性良好
motorola edge 60 proのピーク輝度は、4500nitと非常に高い値となっています。
実際に直射日光下でも使ってみましたが、しっかり視認できるものとなっており非常に好感が持てました。

画面の明るさはどこまで求めるかにもよるのですが、かなり多くの方が納得できるのではないかと思います。
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motorola edge 60 proのカメラ性能をチェック
メイン+望遠+超広角のトリプルカメラ

motorola edge 60 proはトリプルカメラを搭載するスマホ。構成は以下の通りです。
| メイン(広角) 24mm | 5000万画素 SONY LYT-700C (F値1.8 / OIS対応) |
| 超広角+マクロ 18mm | 5000万画素 (F値2.0 / 画角120°) |
| 3x光学望遠 73mm | 1000万画素 (F値2.0 / OIS対応) |
ミドルハイモデルながら、3x光学望遠カメラを含むトリプルカメラを搭載。様々な焦点距離において、優れた画質で撮影可能なスマートフォンです。
メインカメラのセンサー「LYT-700C(LYTYA 700C)」のセンサーサイズは1/1.56インチ。この価格帯のモデルとしては一般的なサイズで、それなりに優れた集光性能(=明るく撮れる)を備えています。
また、メインカメラと望遠カメラにはOISも搭載されています。
動画性能は普通で、4K(UHD)の場合フレームレートは最大30fpsとなっています(FHDの場合は60/30fps)。
インカメラも約5000万画素と画素数が高いものが採用されています。
カメラ構成はハイエンド級!
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カメラ総評:やや癖はあるが画質は良好
motorola edge 60 proのカメラの総評としては、ところどころ癖があるものの、鮮やかな色彩で画質良好です。
色合いは決して目で見たままとは言えないものの、鮮やかな色合いが魅力的で、メインカメラは2xズームでも高い解像感を保っています。


一方、やや暗めの環境での色表現はあまり得意ではない印象で、以下の作例ではサーモンの刺身の色味が目で見るよりも黒ずんだ感じになってしまいました。

3x光学望遠カメラは、1000万画素程度ではあるものの解像感は悪くなく、5xズームでもそこそこ悪くない画質となっています。


ポートレートモードもしっかりと背景がぼけており良好。24mm、35mm、50mm、85mmのプリセットが用意されており、実際のカメラのような感覚でポートレート撮影ができます。


超広角カメラはマクロ撮影にも対応。メインカメラの2xズームでもキレイに撮れますが、超広角マクロの方も負けず劣らずの画質です。


また、暗所での性能も悪くなく、特にセンサーサイズが大きめなメインカメラ(1/1.56インチ)は優れた画質で撮影できます。

望遠および超広角は暗い部分の表現力が甘いものの、明るい箇所はキレイに撮れています。


一方、妙な癖のあるスマホでもあり、オートでそのまま撮影するよりも自分で画面をタップしてピントを合わせた方が明るく撮れるようになっています。


ここは今後のアプデで改善を期待......。
一方、前モデル「edge 50 pro」はカメラアプリの挙動が重く、やや使いにくさがあったのですがその点は改善されており、edge 60 proの場合は特にモタつきは感じませんでした。
さらに、AIでカラースタイルをカスタマイズする機能も搭載。
自分で撮影した写真をインポートし、直感的にトーンと色を調整。AIがユーザーの好みを学習して、パーソナライズされたカラースタイルを作成できます。



以下はあくまで筆者の場合ですが、AIカスタマイズされたものとデフォルトのカラースタイルの比較です。


今までありそうでなかった、自分好みの色味に調整してくれる機能!
全体的には及第点以上の性能で、前述の妙な癖はあるものの鮮やかな色味が〇。
ポートレートモードやAI機能も充実しており、魅力的なスマートフォンとなっています。
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以下、ズームや夜景の写真を個別にまとめているのでご覧ください。
ミドルハイとしては良好なズーム性能
以下、motorola edge 60 proの超広角および1x(ズームなし)と、2x、3x、5x、10x、20x、50x(最大倍率)それぞれのズームの比較です。
初めに結論をまとめておくと、ズーム性能はそこそこ良い一方、超広角はやや暗めです。



3x以上のズームは、標準カメラから望遠カメラに切り替わります。

5xズームでも解像感はそこそこ良く、スマホの画面で見る分には悪くありません。

それ以上のズームでは粗さを感じるようになりますが、20xズームでも記録用には使える程度の画質となっていました。


なお、さすがに最大の50xズームともなるとかなり粗い画質となっていました。

以上の通り、ズーム性能も悪くないスマホです。
超広角は他と比べて暗めの写りになっていましたが、全体的にミドルハイモデルとしては及第点以上と言えるでしょう。
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メインカメラは夜景〇。その他はそこそこ
motorola edge 60 proは夜景モード(ナイトビジョン)に対応しています。
夜景で最も優れた画質を保っているのはメインカメラですが、その他のカメラもそこそこキレイに撮影できます。


メインカメラは暗所でも良い感じです!
一方、望遠カメラや超広角カメラは、標準カメラにはやや劣る印象。とは言え、比較的明るい部分についてはクッキリとした描写ができています。


カメラ性能をどこまで求めるかは人によりますが、少なくともメインカメラは普通にキレイな印象。
その他のカメラはそこそこですが、ミドルハイモデルとしては及第点以上の性能と言えるでしょう。
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アクションショットで動く被写体もクッキリ撮れる
motorola edge 60 proは「アクションショット」という機能に対応しています。

この機能は通常のオート撮影よりもシャッタースピードを優先するモードで、光を取り込む量が少なくなる(=暗所に弱い)というデメリットがありますが、激しく動く被写体でも一瞬を捉えてクッキリと被写体を撮影することができます。


実際に使ってみても効果ははっきりと分かるレベルで、高速で回転する水車であっても一瞬を捉えてクッキリ撮影できました。
手振れ補正対応でスムーズな動画が撮れる
motorola edge 60 proは標準カメラにOIS(光学式手振れ補正)を備えており、ブレの少ない動画を撮影できます。

実際に使ってみると、手や足の振動を効果的に抑えてスムーズな動画が撮影できました。
4K(UHD)画質では最高30fpsになってしまうのが残念ですが、FHD画質では60fpsで撮影できるのでこちらを使うのがオススメです。
motorola edge 60 proのバッテリー・充電性能をチェック

バッテリー持ちは「良い」
motorola edge 60 proは、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
そこで、バッテリー100%・音量100%・輝度60%の状態で、Amazonプライムビデオを標準画質で2時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。その他の端末との比較は以下の通りです。
| 機種 | 1時間後 | 2時間後 |
| motorola edge 60 pro | 95% | 87% |
| OPPO Reno13 A | 94% | 86% |
| Google Pixel 9a | 95% | 86% |
| Nothing Phone (3a) | 91% | 82% |
| POCO X7 Pro | 99% | 92% |
| Redmi Note 14 Pro 5G | 93% | 83% |
| Redmi Note 13 Pro+ 5G | 96% | 88% |
| nubia Flip 2 | 88% | 75% |
| AQUOS sense9 | 95% | 90% |
| arrows We2 Plus | 91% | 82% |
| Xperia 10 VI | 95% | 89% |
以上のテストでは、motorola edge 60 proのバッテリー持ちは「普通~やや良い」結果に。
また、その他の用途も含めて一日使った場合、50%前後は残っている日がほとんどで実使用上も良い印象。
3Dゲームなど負荷の強い用途ではバッテリーの減りが大きくなりますが、その他日常使い的な用途であればしっかり一日持つのではないかと思います。
一般的な使い方であれば、特に問題ないバッテリー持ちかと!
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充電は「超速い」。専用充電器でもPD充電器でもOK
motorola edge 60 proは、最大125Wの有線急速充電に対応。独自規格の「125W TurboPower(専用充電器が付属)」だけでなく、汎用的な「USB PD3.0」にも対応しています。
試しに付属の専用充電器と、USB PD対応の充電器(最大140W)で充電時間をそれぞれ計測してみました。
バッテリー残1%から100%まで充電するのにかかった時間は、以下の通りです。
| 充電時間 | 専用充電器 | PDF充電器 |
| 5分 | 29% | 29% |
| 10分 | 48% | 51% |
| 15分 | 67% | 69% |
| 20分 | 82% | 85% |
| 25分 | 98% | 100% |
| 26分 | 100% | - |
※充電速度は使用する充電器・ケーブル、そのほか気温や本体温度によって異なる場合があります。
どちらでも非常に速い充電が可能でほぼ変わらない結果に。
USB PD対応充電器の方は、最高で90W以上の出力が出ているタイミングがありましたが、100Wには届かず。それにも関わらず、専用充電器よりも速く充電が終わりました。
▽使用した充電器「Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)」
充電速度は本体や周りの温度、その他の条件によっても変わるため、以上の結果からどちらが優位かは一概に言えませんが、どちらを使ってもほぼ変わらない充電結果が得られるようです。
専用充電器以外でも超高速の充電ができるのは便利!
なお、motorola edge 60 proは15Wワイヤレス充電、5Wリバースワイヤレス充電にも対応しており、充電性能に関しては非常に豪華な仕様です。
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motorola edge 60 proの音響をチェック
クリアで音の広がり〇なステレオスピーカー
motorola edge 60 proはステレオスピーカーを搭載しています。


スピーカーのサウンドは、しっかりステレオ感があり音の広がりは良好。音質もクリアで良いレベルだと思います。
Dolby Atmos対応で音楽も動画視聴もしっかり楽しめる!
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イヤホンジャック非搭載。aptX Adaptive非対応
motorola edge 60 proはイヤホンジャック非搭載です。
また、いわゆる高音質コーデックでは「LDAC」には対応するものの、「aptX Adaptive」には非対応です。

音質にこだわる方はLDAC対応のイヤホンを使うのが無難かと思います。
motorola edge 60 proの生体認証をチェック!
motorola edge 60 proは画面内指紋認証・顔認証に対応しています。


認証速度はどちらも非常にスムーズ。ただし、指紋認証は画面のかなり下にあるので意識的に指を持っていく必要がありそうです。
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motorola edge 60 proのスペック
motorola edge 60 proのスペックは以下の通りです。
| motorola edge 60 pro | |
| OS | Android 15 |
| SoC | Dimensity 8350 Extreme |
| メモリ | 12GB |
| ストレージ | 256GB |
| 画面 | 6.67インチ pOLED, Super HD (2712 x 1220) 解像度, 120Hz リフレッシュレート, 4500nits ピーク輝度 |
| アウトカメラ | メイン: 5000万画素+OIS 超広角 (マクロ): 5000万画素 3倍望遠メイン: 1000万画素+OIS |
| インカメラ | 5000万画素 |
| 電池 | 5000mAh, 125W急速充電, 15W ワイヤレス充電(Qi対応), 5Wワイヤレス逆充電. USB Power Delivery 3.0 |
| 音響 | ステレオスピーカー, Dolby Atmos |
| 防塵防水 | IP68/IP69 |
| おサイフケータイ | 対応 |
| 生体認証 | 指紋 / 顔認証 |
| 5G | n1/n3/n5/n28/n41/n66/n77/n78 |
| 4G | LTE : B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B13/B17 /B18/B19/B26/B28/B38/B39/B41/B42/B66 |
| 寸法 | 161 x 74 x 8.3mm, 184g |
| 本体色 | シャドーグリーン, ダーズブルー, カルサイトホワイト |
| その他 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4, MIL-STD-810H, nanoSIM(1スロット)/eSIM |
| 価格(税込) | edge 60 pro: 79,800円 ※モトローラ公式の価格 |
ソース:モトローラ
motorola edge 60 pro レビューまとめ:性能もデザインも上質

motorola edge 60 proのレビューをお届けしました。主なポイントをまとめると以下の通りです。
ポイント
✅薄型で取り回し◯。布のような背面加工が手触り◎
✅日常使いサクサク。高負荷のゲームもそこそこOK
✅画面はキレイだがエッジ形状は人を選ぶ
✅カメラ性能は高め。ビビッドで立体感ある写り
✅バッテリー持ち〇。汎用規格で超急速充電が可能
✅ステレオスピーカーの音質〇。コーデックは広くない
✅スムーズな指紋・顔認証、各種AI機能にも対応
✅おサイフケータイ / IP68 & 69防塵防水に対応
総評としては、高水準の性能を薄型軽量ボディにまとめた上質スマホ。布のような背面(カルサイトホワイト)と曲面を多用したデザインにもこだわりを感じさせます。
ゲーム性能もハイエンド以下のモデルながら比較的高く、カメラ性能も満足いくものでした。また、専用充電器を使わなくてもPD規格の充電器で超急速の充電が可能なことも高評価です。
一方、画面がクアッドカーブディスプレイとなっていることは人を選ぶ部分。その他、強いて言うならaptX Adaptiveに非対応な点も弱点となるでしょう。
しかし、全体的には前述の通り非常によくまとまったスマホで、おサイフケータイ、防水・高耐久規格、各種AIに対応している点も魅力的。
多くのユーザーが性能・使い勝手に満足できるモデルだと思います。
普通に「+αがたくさん」のスマホ!軽いスマホを好む方にもオススメです。
motorola edge 60 pro / 60s proをお得に購入する方法!
※60s proはソフトバンク版。主要スペックは60 proと変わりません。
motorola edge 60 proのモトローラ公式オンラインストアで税込7万9,800円ですが、これよりお得に購入する方法もあるので、以下の記事も是非ご覧ください。
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