フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」など多数の製品が日本発表された「Xiaomi 新製品発表会(2025年上期)」に参加してきました。
同発表会では、Xiaomi 15 Ultraを使った撮影体験プログラムもあったので、筆者が実際に本機で撮影した作例と共にレポートをお届けします。
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Xiaomi 15 Ultraはまるでスマホ化したカメラ
シャオミとライカが共同開発したカメラシステムを備えたスマートフォン。

大きな円形のカメラモジュールが非常に印象的で、標準・中間望遠・望遠・超広角のクアッドカメラを備えています。
これだけのカメラを備えているので、カメラモジュールの盛り上がりも結構なもの。
一方、必要以上に角張らせない形状で持ちやすさは決して悪くありません。
筐体に使われている素材も質感が良く、高級感があります。
Xiaomi 15 Ultra 作例
20m先の被写体を撮影
それでは、実際にXiaomi 15 Ultraで撮影した作例をご覧ください。
まずは約20m先の被写体(ギターを弾いている男性)を、それぞれのカメラで撮影してみました。
中間望遠カメラ(70mm)は少し白飛びしており作例としてはやや失敗してしまったのですが、その他のカメラは非常に鮮明に写っています。
標準カメラの2xズーム(46mm)もクッキリとした写りですが、やはり特筆すべきは望遠カメラ(100mm)の写りでしょう。見事な解像感で、Xiaomi 15 Ultra最大の売りと言って差し支えないかと思います。
また、望遠カメラ(100mm)はロスレスズームを謳う200mm、400mmの撮影にも対応。
200mmは100mmと比べてもそん色ない写り。400mmは細かく見るとややのっぺりしている感じもあるのですが、スマホの画面で見る分にはキレイすぎるくらいです。
5m先の被写体を撮影
次にXiaomi 15 Ultraで、5m先の被写体を撮影した作例。23mm、70mm、100mm、200mm、400mmで比較します。
全体的に白飛びを抑制する処理は甘めな印象ですが、鮮明に写っています(白飛びを抑えるため、EV値をやや下げて撮った方が良さそうです)。
さらに698mmまでズームした作例も。
高倍率のズームではデジタル処理が入るようで、細部はやや潰れますが大きな違和感なく写っている印象でした。
近距離でも撮影
最後にXiaomi 15 Ultraで近距離撮影を行った作例です(23mm標準カメラと70mm中間望遠カメラで比較)。
中間望遠(70mm)はかなり寄って撮ることもできるので、細かい被写体も鮮明に捉えることができます。
Xiaomi 15 Ultraは100mm以上の遠距離撮影が売りの一台ですが、実は近距離撮影も得意。
70mmの中間望遠カメラはある程度ズームしてもキレイに写ります。
試しに望遠カメラと同じ100mmまで拡大してみましたが、それでも十分鮮明な写りでした。
Xiaomi 15 Ultra撮影体験まとめ
以上、Xiaomi 15 Ultraの撮影体験プログラムで実際に撮影した作例のまとめでした。
一番の売りはやはり100mm望遠カメラで、ロスレスズームを謳う200mmや400mmの撮影でも、明るい環境であれば十分キレイに撮れました。
また、Xiaomi 14 Ultraと同様にマクロ撮影に対応した70mm中間望遠カメラも良い写りで、高い汎用性は前モデルからしっかりと引き継がれている印象でした。
Xiaomi 15 Ultraの主な特徴や価格、キャンペーン情報等は以下の記事にまとめているので、是非こちらも合わせてご覧ください。
▽Xiaomi 15 Ultraが日本発売!ライカ共同開発カメラ搭載フラッグシップ。価格は税込179,800円~