シャオミの高性能タブレット「Xiaomi Pad 6」が最新のオペレーティングシステム「Xiaomi HyperOS」へアップデートされたので、変化した部分や機能が追加された部分をチェックしてみました。
まだアップデートしていない方や、Xiaomi Pad 6の購入を検討されている方は是非ご覧ください!
▽Xiaomi Pad 6 レビュー!実機を使うと分かる。便利機能も魅力のコスパ良好タブレット
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アップデート内容:Android 14をベース
Xiaomi Pad 6へのHyperOSアップデートは以下の通り。
ファームウェア番号は「1.0.4.0.UMZMIXM」でAndorid 14をベースとしています。
シャオミによると、HyperOSは「『ヒト✕クルマ✕ホーム』のスマートエコシステムのために設計された、人間中心のオペレーティングシステム」とのことですが、現時点で日本では車およびそれに関連するデバイスは発売されていないため、実質的には「ヒト✕ホーム」に限られるところが惜しいところ。
とは言え、いろいろ変わっているところがあるので、以下でご紹介します。
システムファイルが軽量化
HyperOSにアップデート後、システムファイルが1GB近くも減っていました。
システムファイルに限りませんがストレージが圧迫されると、動作速度が低下する可能性があります。また、システムファイル自体に無駄が多いと、それ自体が動作を妨げてしまうため、こうした改善は大いに好感が持てます。
Xiaomi Pad 6は元々処理性能は高め(Snapdragon 870搭載)なので、現時点でそこまで大きな動作の違いは感じられませんでしたが、心なしかアプリの開閉はスムーズになった気がします。また、長く使うことでも差が出てくることでしょう。
ビジュアル面がより楽しく進化
ロックスタイルは今回のアップデートにおいて、最もビジュアル面で変化した部分でしょう。
「設定」→「壁紙」から「ロックスタイル」のカスタマイズが可能です。
これは要するにロック画面のカスタマイズ機能で、壁紙(あらかじめ内蔵された壁紙も多数)と時計、フィルターを組み合わせて自分好みのロック画面を作成することができます。
また、充電開始時にiPhoneのダイナミックアイランドのようなものが画面上部に表示されるようになりました。
細かい変更で他社の真似ではあるものの、こうした目を楽しませてくれる機能があると、最新機器に触れている感があり嬉しくなります。
マルチタスクへの移行がより便利に
表示しているアプリの上部に操作バーがつきました(上部の3つの点)。
操作バーをタップすることで、分割画面への移行や、表示アプリのフローティングウインドウ化が可能です。
この機能を使うことでより便利かつスムーズな操作が可能に。また、フローティングウインドウは自在に形状を変更できるため、マルチタスクがはかどります。
もちろん画面分割とフローティングウインドウを組み合わせて使うことも可能。筆者はギャラリーアプリとLightroom、場合によってはメモアプリも同時に開いて、保存してある画像の整理等をしたりしています。
まとめ:より便利で使いやすいタブレットに
以上、HyperOSにアップデートしたXiaomi Pad 6の新機能や変更点のチェックでした。
システムファイルが軽量化しただけでなく、ビジュアル面の進化やマルチタスク機能の強化といった変更が確認できました。タブレットは機能面が弱いと単にでかいだけのスマホみたいなデバイスになりがちですが、Xiaomi Pad 6は新たなアップデートで着実に進化。より便利で使いやすいタブレットになった印象です。
まだアップデートしていない方や、Xiaomi Pad 6の購入を検討されている方のご参考になれば幸いです。