2023年9月26日、シャオミはWear OS搭載のハイエンドスマートウォッチ「Xiaomi Watch 2 Pro」をグローバル向けに発表しました。
以下、主な特徴やスペック、価格等をまとめています。
Xiaomi Watch 2 Proの特徴・価格
Xiaomi Watch 2 Proは、Wear OSを搭載したスマートウォッチです。
Wear OSはGoogle が開発したスマートウォッチ向けOSであり、Google ウォレット、Google マップ、Google アシスタントといったGoogleアプリや同社のサービスを利用できます。
また、次世代のウェアラブル用チップ「Snapdragon W5 + Gen 1」が搭載されており、快適な動作と優れた電力消費効率を実現しているとのこと。また、BluetoothモデルだけでなくeSIMモデルもあり、後者はスマートフォンに接続せずに通信が可能です。
機能面では、150種類以上のスポーツ モードを備えており、包括的なワークアウト分析とパフォーマンス統計を提供。さらに、デュアルバンド GNSSにより正確なフィットネスとワークアウトの追跡が可能とのことです。
また、睡眠、心拍数、SpO2、体組成などの健康モニタリングや、スマートフォンカメラのリモート操作が可能です。
ケースは、耐久性のあるステンレススチールを採用し、スタイリッシュなデザイン。また、高品質のレザー製および丈夫なフッ素ゴム製のストラップが利用可能です。
ディスプレイは、高解像度の1.43インチAMOLEDを搭載で、クラシックな回転リューズとショートカットキーによる操作が可能。また、急速充電対応で約45分で満充電が可能とのことです。
価格は、eSIMモデルが329ユーロ(約5.2万円)から、Bluetoothモデルが269ユーロ(約4.2万円)からとのことです。
なお、Xiaomi Watch 2 Proは低消費電力を謳っていますが、そもそもWear OSは豊富な機能を持つ一方、電量消費が非常に大きいOSとも知られます。そのため、公称バッテリー持続はLTE接続で最大55時間、Bluetooth接続で最大65時間と、それほど長くありません。
とは言え、Googleサービスと親和性の高いWear OSを使用している点は大きなメリット。また、仮に日本でも発売されるのであれば、Google Pixel WatchやGalaxy Watch6シリーズに続きFeliCa搭載も期待できます。
Xiaomi Watch 2 Proの仕様・スペック
Xiaomi Watch 2 Proの仕様・スペックは以下の通りです。
Xiaomi Watch 2 Pro | |
ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | レザー / フッ素ゴム |
本体色 | ブラック / シルバー |
ストラップ色 | オレンジ / グリーン / ブラックオレンジ / ブラウン |
寸法 | 47.6mm×45.9mm×11.8mm (心拍センサー部分を除く) 54.5g(ストラップ除く) |
画面 | 1.43型, AMOLED 解像度: 466 × 466 輝度: 600nit |
長さ調節 | 135mm~205mm |
電池 | 495mAh 磁器充電 (45分で満充電可能) |
バッテリー持続 | LTE:最大55時間、BT:最大65時間 |
防水 | 5ATM |
センサー | 光学式心拍センサー / 加速度センサー / ジャイロセンサー / 環境光センサー / 電子コンパスセンサー / 気圧センサー / 生体電気インピーダンス解析センサー |
衛星測位 | デュアルバンド: L1+L5 GPS / ガリレオ / グロナス / 北斗 / 準天頂衛星 |
4G | FDD-LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B20/B28 TDD-LTE: B38/B40/B41 |
価格 | eSIM: 329ユーロ Bluetooth: 269ユーロ |
ソース:Xiaomi