ノイキャン(以下ANC)やLDACコーデックに対応したハイレゾ・ワイヤレスヘッドフォン「1MORE SonoFlow」を「1MORE INTERNATIONAL LIMITED」様よりご提供いただきました。
以下、レビューをお届けします。
ジャンプできる目次
1MORE SonoFlowの特徴
サウンド面の仕様
1MORE SonoFlowのサウンド面の仕様は以下の通りです。
サウンド
✅40mmダイナミックドライバー搭載
✅LDACコーデック対応
✅ハイレゾオーディオ認証(有線・無線)
✅グラミー受賞エンジニアによるチューニング
✅独自アプリのイコライザー対応
その他の機能や仕様
1MORE SonoFlowのその他の機能や仕様についての特徴は以下の通りです。
機能・仕様
✅ANC & 外部音取込に対応
✅有線・無線どちらも対応
✅ANCオンで最大50時間の音楽再生
✅ANCオフで最大70時間の音楽再生
✅5分充電で最大5時間再生可能な急速充電対応
価格
以上の通り、Hi-ResオーディオやLDACコーデックに対応し、ANCやQi充電等も備えたハイエンド製品となっています。
Amazonでの通常価格は税込1万3,990円(2022/9/15時点)ですが、年末年始セールでは3,000円OFFの税込10,990円で購入が可能です。
1MORE SonoFlowの本体と同梱品レビュー
1MORE SonoFlowのパッケージです。1MORE製品は外装からシックなデザインでかっこいいです。
背面には各種認証マークがあり、もちろん日本の技適も取得しています。製品の内容物は以下の通りです。
内容物
・1MORE SonoFlow 本体
・専用ケース
・充電用USBケーブル(A to C)
・AUXケーブル(2.5mm-3.5mm)
・解説書等
もちろん解説書は日本語に対応しています。
本体はパッケージから感じるイメージと変わらないデザインです。マットな質感で鈍い光沢があります。
全体的にはブラックとグレーのカラーで構成されていますが、イヤーマフの内側がレッドカラーの差し色となっています。
イヤーマフ左右の下側にそれぞれインターフェースが配置されています。左側にはType-C充電端子のみ。右側にはAUX端子があります。
さらに右側の裏側にもモード切替ボタン、ボリュームボタンがそれぞれ配置されています。
また、右側の表側には電源ボタンがあります。
ヘッドビームとイヤーパッドのクッションはプロテインレザー製。非常に柔らかいので長時間着けていても違和感は少なそうです。
ヘッドフォンの拡張範囲と折りたたみ角度は十分に余裕があります。
1MORE SonoFlowの体験レビュー
バランスの取れた音質。音場・解像感ともに良好
1MORE SonoFlow は、40mmダイナミックドライバーやLDACコーデックを備えており、グラミー賞を受賞したサウンドエンジニア「Luca Bignardi」氏によりチューニングされています。もちろん有線・無線ともにハイレゾ認定も得ています。
実際にLDACコーデック対応のスマホで聴いてみました。
全体的には豊かな低音が印象的な暖かいサウンドで、優れた音場の広さがあります。また、中音域のノイズは非常に少ないように感じ、ボーカルがクリアに聴こえます。
さらに、LDACとそれ以外のコーデックでは、一つ一つの音の解像感に差があるように感じます。LDACの場合、特にボーカルの息遣いまで分かる繊細な表現に長けているように感じました。
1万円前後のワイヤレスヘッドフォンとしては、上々のサウンドで期待を裏切らない出来だと思います。
なお、有線で使用する場合はより低音が強調されたような音になります。個人的にはLDAC接続の方がバランスが取れたチューニングに感じました。
はっきり効果のあるANC・外部音取り込み
1MORE SonoFlowは、独自開発の「QuietMax」というアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)が搭載されています。
特に低・中音域での効果は大きく、キーボードやエアコンの音がスッと消え、人の声もかなり低減されます。一方、多くのANC対応製品がそうであるように、高音域の低減はそこまで大きなものではありませんが、車や電車の音など、街中で聴こえる騒音にもしっかり効果を発揮しました。
また、外部音取り込み(ヒアスルー)機能も備えています。全体的にはっきりと増幅するタイプなので、疑似的な補聴器として使えなくもありません。
良好な装着感。物理ボタンの音が少し気になるかも
拡張範囲と折りたたみ角度が広いことに加え、イヤーパッドも非常に柔らかいので装着感は良好。重量も約250gと常識的な範囲です。
一方、右側に配置されている各物理ボタンを押すと、音楽再生中でもはっきりと耳に「カチッ」という音が伝わります。この点は人によっては気になるかもしれません。
かなり良く持つバッテリー
1MORE SonoFlowのバッテリー持ちは十分長く、ANCオフの場合で最大70時間、オンの場合で最大50時間です。
ワイヤレスイヤホンの場合、イヤホン・充電ケース込みで30時間持てば長いと言われるくらいなので、これと比較すればかなり持ちます。
実際、筆者の場合はよく使って1日3時間程度なのですが、満充電から1週間使用してもまだバッテリーが残っていました。5分充電で最大5時間使用できる急速充電にも対応しているので、バッテリー面の使用感は非常に良好です。
1MORE SonoFlowのスペック
1MORE SonoFlowのスペックは以下の通りです。
1MORE SonoFlow | |
ドライバー | 40mm |
インピーダンス | 32Ω |
周波数応答範囲 | 最大40kHz |
コーデック | SBC / AAC / LDAC |
ANC | 対応 |
外部音取込 | 対応 |
アプリ | 専用アプリ 1MORE MUSIC (Google Play, App Store) |
通信 | Bluetooth 5.0 |
電池 | 容量:720mAh ANCオン:最大50時間 ANCオフ:最大70時間 充電時間:80分 ※5分の充電で最大5時間再生可 |
充電 | Type-C |
サイズ | 170 × 192 × 82 mm |
重量 | 250g |
カラー | ブラック |
1MORE SonoFlow レビューまとめ:ANC・LDAC対応機として、安価で良好な選択肢
1MORE SonoFlowのレビューをお届けしました。
1万円前後のワイヤレスヘッドフォンとしては、LDACコーデックに対応し優れた音質を発揮するだけでなく、良好なANC/外部音取り込み機能も備えています。
近年、個性的で優れたTWS製品を次々と発表し、評価の高まる1MOREですが、同社初のワイヤレス・ヘッドフォンである本機もユーザーの期待を裏切らない仕上がりです。
Amazonでの通常価格は税込1万3,990円(2022/9/15時点)ですが、年末年始セールでは3,000円OFFの税込10,990円で購入が可能です。