シャオミおよび同社社長の盧偉冰(Lu Weibing)氏は、待望のフラッグシップモデル「Xiaomi 17 Ultra」を、2025年12月25日19時(日本時間20時)に中国で正式発表すると告知しました。
また、本機のデザインが分かるティザー画像も公開されていますが、これまでのUltraモデルより価格が高くなることも明言されています。以下、詳細をご確認ください。
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Xiaomi 17 Ultraのデザイン・特徴
公開された公式Xiaomi 17 Ultraティザーは以下の通り。

全体的なデザインはこれまでのUltraを踏襲しつつ、よりフラットな形状にまた、側面のボリュームキーは上下独立して丸くなっていることが確認できます。
カメラ性能については、シャオミとライカの戦略的提携はさらに深化。「次世代の夜神」と称されるXiaomi 17 Ultraは、以下の特徴を備えているとのことです。
- 革新的な望遠システム:望遠光学システムに革新的な進化がもたらされ、モバイル映像の新たな次元を切り拓く。
- 圧倒的なカメラスペック:1インチの大型LOFICメインカメラに加え、新技術を採用した2億画素のAPO望遠カメラを搭載。この強力な構成は、2026年において唯一の組み合わせになる見込み。
- 夜景画質の向上:これらの進化により、夜景の画質表現が飛躍的に向上する。
また、シャオミはXiaomi 17 Ultraのメインカメラで撮影された作例を公開しています。

夜間の花火という難しいシーンでの撮影ですが、ブレがなくくっきりと描写され、優れた解像感・色合いの作例となっています。
避けられない値上げ
一方、部品コスト高騰により値上げは避けられない見通しです。
同氏は、12月20日のライブ配信およびWeiboでの投稿で、高性能コンピューティングやデータセンターの需要急増に伴い、メモリ価格が長期的に高騰している現状を指摘。

これに加え、プロセッサやカメラを含むスマートフォンの3大主要部品すべてのコストが大幅に上昇しているため、「値上げは確実」であると明言しています。
一方で同氏は、単なるコスト転嫁にとどまらず、「必ずその価格に見合う価値を提供する」と強調しており、価格上昇に見合った最高峰のユーザー体験が期待されます。
Xiaomi 17 Ultraは、2025年12月25日19時(日本時間20時)、中国で発表される予定です。
