シャオミは、中国にて2025年5月22日19時(日本時間20時)に、独自開発のスマートフォン用SoC「XRING O1(玄戒O1)」を発表すると明らかにしました。
また、これに伴い同チップを搭載するフラッグシップスマートフォン「Xiaomi 15S Pro」や、新型タブレット「Xiaomi Pad 7 Ultra」、シャオミ初のSUV「Xiaomi YU7」を発表すると明らかにしました。
以下、現在判明している情報をまとめます。
第2世代の3nmプロセスチップ「XRING O1」
シャオミの公式Weiboアカウントによれば、「XRING O1」は中国にて2025年5月22日19時(日本時間20時)に発表されます。
今年はシャオミ創業15周年にあたる年であり、スマートフォンだけでなく家電、そしてEVまで事業を拡大してきた同社が、満を持して送り出す独自開発SoCとなります。
同チップは第2世代の3nmプロセスで製造され、開発には4年を要したとのこと。
また、著名なリーカーであるICE CAT(@UniverseIce)氏によると、同チップを搭載するモデルはGeekbenchにおいて、シングルコアで3,000点以上、マルチコアで9,200点以上のスコアを誇るといいます。
Xiaomi XRing O1 pic.twitter.com/KUZ4zeJQaA
— ICE CAT (@UniverseIce) May 18, 2025
当初、同チップはミドルハイや準ハイエンドクラスの性能と噂されていましたが、以上のスコアが事実であれば、まぎれもなくフラッグシップ向けの性能です。
また、このスコアは「Snapdragon 8 Elite」を搭載するフラッグシップスマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」に匹敵するものであり、極めて高いパフォーマンスを発揮するものと期待されます。
新型チップ搭載「Xiaomi 15S Pro」等が発表へ
また、XRING O1の発表会では、同チップを初めて搭載するフラッグシップスマートフォン「Xiaomi 15S Pro」が発表されるとのこと。
さらに、新型タブレット「Xiaomi Pad 7 Ultra」、シャオミ初のSUV「Xiaomi YU7」も同時発表されるとのこと。
詳細は明らかになっていませんが、Xiaomi Pad 7 UltraもXRING O1を搭載している可能性が考えられます。
なお、前述のICE CAT氏が共有しているGeekbenchスコアは、Xiaomi 15S Proのものとされています。Xiaomi Pad 7 Ultraも同チップを搭載しているのであれば、同様の強力なパフォーマンスを発揮するものと思われます。
新製品発表会は中国にて2025年5月22日19時(日本時間20時)に開催の予定です。