iPhone 17 Pro / Pro Maxが登場！Proにふさわしい強力なパフォーマンス＆カメラのフラッグシップモデル

2025年9月10日未明（日本時間）、Appleは新型スマートフォン「iPhone 17 Pro」と「iPhone 17 Pro Max」を発表しました。

以下、主な特徴や価格等をまとめています。

iPhone 17 Pro / Pro Maxの主な特徴

パフォーマンス

iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxは、A19 Proチップを搭載しています。

このチップは、2つの高性能コアと4つの高効率コアを持つ6コアCPU、Neural Acceleratorを搭載した6コアGPU、16コアNeural Engine、そしてハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングを備えています。

これにより、ハイレベルなゲームプレイや最も負荷の高いタスクに理想的なパフォーマンスを発揮するとのこと。

また、A19 Proチップから出る熱を効率的に分散させるために、レーザー溶接されたApple製のベイパーチャンバーがアルミニウムUnibody構造に組み込まれた先進的な冷却システムを採用しており、GPUとCPUによるパフォーマンスは最大40%高く、長時間持続するとされています。

オペレーティングシステムにはiOS 26がプリインストールされており、多様なApple Intelligence機能に対応しています。

高速で安全な接続のために、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、5G通信、およびThreadネットワークテクノロジーに対応しています。SIMカードは物理SIMには非対応で、デュアルeSIMに対応しています。

iPhone 17 Proのストレージ容量は256GB、512GB、1TBが提供され、iPhone 17 Pro Maxでは256GB、512GB、1TB、2TBの選択肢があります。

画面

iPhone 17 Proは、約6.3インチのSuper Retina XDRディスプレイを、iPhone 17 Pro Maxは、約6.9インチのSuper Retina XDRディスプレイを採用しています。

ピクセル密度は460ppi。解像度は、それぞれ2,622 x 1,206ピクセル（Pro）、2,868 x 1,320ピクセル（Pro Max）となっています。

最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジーに対応しており、なめらかなスクロールと臨場感あふれるゲーム体験を提供すると謳っています。

輝度は標準で1,000ニト、HDRコンテンツでピーク1,600ニト、屋外では驚異のピーク3,000ニトに達し、日差しの強い場所でも鮮明な視認性を確保しているとのこと。

その他、Dynamic Island、常時表示ディスプレイ、True Tone、広色域（P3）、反射防止コーティングなどに対応。

前面には3倍の耐擦傷性能を持つ頑丈なCeramic Shield 2が、背面には4倍の耐亀裂性能を持つCeramic Shieldが採用されており、高い耐久性を実現しています。

カメラ

iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxのカメラシステムは、48MP Pro Fusionカメラシステムを搭載しています。

・48MP Fusionメインカメラ：24mm、ƒ/1.78の絞り値、第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正を備え、24MPと48MPの超高解像度写真に対応します。12MPの光学2倍ズーム（48mm）撮影にも対応します。

・48MP Fusion超広角カメラ：13mm、ƒ/2.2の絞り値、120°の視野角を提供し、48MPの超高解像度写真が撮影可能です。

・48MP Fusion望遠カメラ：100mm（4倍）と200mm（8倍）の焦点距離を持ち、ƒ/2.8の絞り値、3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正とオートフォーカス、テトラプリズムのデザインを備えています。

光学ズームレンジは8倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、合計16倍の光学ズームレンジに対応し、最大40倍のデジタルズームが可能です。

インカメラには18MPセンターフレームカメラが搭載されており、ƒ/1.9の絞り値とFocus Pixelsを使ったオートフォーカスが可能です。

このフロントカメラは、写真やビデオ撮影時のフレーミングの自由度が高く、グループ写真では全員を自動でフレームに収めることができます。

ビデオ撮影では、4Kドルビービジョン対応ビデオ撮影（24fps、25fps、30fps、60fps、100fps、120fps）が可能で、シネマティックモードやアクションモードもサポートしています。

さらに、最大4K 120fpsのProResビデオ撮影（外部ストレージ記録時）やProRes RAW、Apple Log 2、Genlock対応といったプロ向けの機能も充実しています。

バッテリー・充電

iPhone 17 Proは最大33時間、iPhone 17 Pro Maxは最大39時間のビデオ再生が可能とのこと。どちらのモデルもリチャージャブルリチウムイオンバッテリーを内蔵しています。

充電においては、高速充電に対応しており、別売りの40W以上のアダプタとUSB-C充電ケーブルを使用することで、約20分で最大50%の充電が可能とのこと。

また、別売りの30W以上のアダプタとMagSafe充電器を使用した場合、約30分で最大50%の充電としています。

ワイヤレス充電は、最大25WのMagSafeワイヤレス充電とQi2ワイヤレス充電に対応しています。

AI

iPhone 17 Pro / Pro Maxは、Apple Intelligenceの様々な機能を搭載しており、日常生活をより便利にするとのこと。

主なAI機能は以下の通りです。

• ビジュアルインテリジェンス：iPhoneの画面上のコンテンツに関する検索、質問、操作が直感的に行えます。

• ライブ翻訳：メッセージアプリのテキストを自動翻訳したり、FaceTime通話でライブ翻訳されたキャプションを表示したり、電話アプリで翻訳を読み上げさせたりすることが可能です。

• クリーンアップ：写真に写り込んだ不要な物や人物、背景をワンタップで認識して消去できる写真編集ツールです。

• ジェン文字：キーボードを使って会話の内容に合わせたジェン文字を簡単に作成できます。

• 作文ツール：書いた文章の校正、トーンや言葉遣いの提案、文章の要約をサポートします。 SiriもApple Intelligenceのパワーを活用することで、これまで以上に自然で便利になっています。

その他の特徴

iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxは、熱間鍛造アルミニウムUnibodyを採用しており、コズミックオレンジ、ディープブルー、シルバーの3色が用意されています。

iPhone 17 Proの寸法は、高さ約150.0mm、幅約71.9mm、厚さ約8.75mm、重量約206gです。

iPhone 17 Pro Maxの寸法は、高さ約163.4mm、幅約78.0mm、厚さ約8.75mm、重量約233gです。

どちらのモデルもIP68等級の防塵・耐水性能を備えており、最大水深6メートルで30分間の耐性があると謳っています。

セキュリティ面では、センターフレームフロントカメラのTrueDepthテクノロジーによるFace IDに対応。内蔵ステレオスピーカーは空間オーディオ再生をサポートします。

USB-CコネクタはUSB 3（最大10Gb/s）に対応し、DisplayPort出力も可能です。消音モードや翻訳、ショートカットなどを設定できるアクションボタンや、衛星経由の緊急SOS、衝突事故検出、衛星経由の「探す」機能といった安全機能も充実しています。

さらに、LiDARスキャナが搭載されており、日本市場向けの機能としてFeliCaにも対応しています。

iPhone 17 Pro / Pro Maxの価格と総評

iPhone 17 Pro / Pro Maxの価格（Apple公式）は以下の通り。

※価格は税込み

iPhone 17 Pro / Pro Maxの予約注文は9月12日午後9時から開始され、9月19日に発売される予定です。

今回の目玉はアップグレードされたカメラシステム（特に望遠）やベイパーチャンバー冷却の搭載で、順当に進化している印象です。

一方、これまでのチタンフレームではなくアルミフレーム採用は賛否が分かれそう。また、さらに物理式のSIMカードには非対応で、デュアルeSIM対応という点も懸念点です。

iPhone 17 Pro / Pro Maxのスペック

iPhone 17 Pro / Pro Maxのスペックは以下の通りです。

ソース：Apple