シャープのエントリースマートフォン「AQUOS wish4」のカメラで、実際にたくさん撮影してきました。
価格は販路によって異なるものの、おおよそ2~3万円台。エントリーモデルながら、約5,010万画素のカメラを搭載し、独自の画質処理エンジンも備えています。
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AQUOS wish4のカメラ性能をチェック
50MPカメラ+独自画質処理エンジンを搭載
AQUOS wish4は約5,010万画素のカメラを搭載。さらに、目で見た印象を忠実に再現し、夜景もキレイに撮れると謳う画質エンジン「ProPix Lite」も備えています。
そのほか、最大8倍のデジタルズームや、動画撮影時の電子式手振れ補正に対応。動画については最大FHD画質で撮影可能です。
カメラ総評:価格なりだが色は良い
AQUOS wish4のカメラの総評としては、価格なりでエントリーモデルの域を出ない性能です。
ただし、ProPix Liteの効果なのか色合いは中々良い感じ。AIが自動判定して適切な色に調節してくれます。
とは言え、基本のカメラ性能はやはりエントリーらしいもの。シャッターを切ると、時折1~4秒程度の処理が発生することがあり、連写は不得意です。
また、元々の解像感もそれほど高くなく、ズームすると倍率に応じてそのまま画質が劣化していく印象です。
また、光源にも弱く、日差しが強いと全体的にモヤッとした写りに。白飛びも発生しやすいです。
夜景はくっきりとした写りに処理される印象ですが、光の少ない部分はノイジーで粗め。このあたりはセンサーの限界を感じるところです。
全体的には、様々なシーンで根本的な限界を感じるものの、色の調整が良くこの点は好感が持てました。
以下、ズーム性能や夜景写真も個別にまとめているのでご覧ください。
ズーム性能はあまり高くない
以下、1x(ズームなし)と、2x、4x、8x(最大倍率)それぞれのズームの比較です。
初めに結論をまとめておくと、ズーム性能はあまり高くありません。ただし、2xズーム程度であればそれほど悪い画質ではありません。
しかし、それ以上の倍率でのズームは粗さがかなり目立つようになります。
以上の通り、ズーム性能はあまり高くありません。このあたりはエントリーらしいの性能なので、高望みは禁物です。
ある程度光があれば夜景も悪くない
AQUOS wish4は夜景モード(オートナイトモード)にも対応。撮影時に自動で暗所を判定して、くっきりとした夜景を撮影してくれます。
ただし、ズームするとかなりのっぺりした感じの写りに。
カメラ性能をどこまで求めるかは人によりますが、少なくとも夜景性能は限定的なので、この点は注意しましょう。
動画撮影で手振れ補正対応。ただし過信は禁物
AQUOS wish4は動画撮影時の電子式手振れ補正に対応しており、ブレを抑えた動画を撮ることができます。
実際に動画を撮影してみると、普通に歩く程度ならスムーズでブレを抑えた動画が撮れました。
ただし、駆け足ではステップノイズが目立つので、あまり激しく動かすと違和感を覚える写りになるかもしれません。
まとめ:AQUOS wish4はズーム性能に好感触
以上、AQUOS wish4のカメラ性能のチェックでした。
エントリーモデルなので、解像感や白飛び耐性、動画性能などは限定的。ただし、独自の画質エンジン「ProPix Lite」のおかげか、被写体やシーンを認識して適切な色に自動で補正してくれるのは好感が持てました。
カメラ性能をどこまで重視するかは人によりますが、全体的には価格なりの性能なので、あまり高望みはしない方が良いでしょう。
AQUOS wish4をお得に購入する方法
AQUOS wish4の価格は、販路によって異なるもののおおよそ2~3万円台ですが、回線と同時契約することでお得に購入することが可能です。
詳細は、以下の記事をご覧ください。