シャオミ・ジャパンが2025年4月3日に発売した「POCO M7 Pro 5G」をレビュー用にお借りすることができたので、AnTuTuベンチマークで、その性能を検証してみました。
POCO M7 Pro 5Gはミドルロー~ミドル帯のSoC「Dimensity 7025-Ultra」を搭載したスマートフォン。
市場想定価格は税込32,980円ですが、早割キャンペーンでは税込29,980円で購入できるとのことです(キャンペーン期間:2025年4月3日~4月30日)。
製品貸出:Xiaomi Japan(小米技術日本株式会社)
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POCO M7 Pro 5GのAnTuTuベンチマークスコア
47万点台のスコアを記録
POCO M7 Pro 5Gは、メディアテック製のミドルロー~ミドル帯のSoC「Dimensity 7025-Ultra」を搭載しています。
その処理性能を測るために、AnTuTuベンチマーク(Ver10.4.6)で計測を行いました。強い負荷への耐性を調べるため3回連続で行っています。
結果はいずれも47万点台のスコアを安定して記録。ただし、3回目終了時点のバッテリー温度は33℃と低く、そもそも負荷のかかる計測にならなかったようです。
価格的には市場想定価格3万円前後のエントリーモデルですが、その点を加味するとスコア的にはむしろ高いと言えるでしょう。
実際に日常的によく使われるであろうアプリ(電話、ブラウザ、SNSなど)を使ってみましたが、特に不足を感じず快適に使う事ができました。
日常使いであれば十分かと!
AnTuTuベンチマーク 目安表
AnTuTuベンチマーク(Ver.10)で分かる大体の性能目安は以下の通り。参考にしてください。
スコア | 解説 |
~約30万点 | 超ローエンド。最低限のことができれば良い人向け |
~約40万点 | ローエンド。30万点未満よりも動作は快適。ゲーム以外はほぼ困らない |
~約60万点 | ミドルレンジ。30万点~40万点よりも快適。軽いゲームも楽しめる |
~約80万点 | ミッドハイレンジ。高画質設定でなければ3Dゲームも割と動く |
~約100万点 | ハイエンド一歩手前。高画質設定でも3Dゲームが楽しめる機種がある |
~約200万点 | ハイエンド。ほとんどの機種が高画質設定で3Dゲームが楽しめる |
200万点超え | 2025年初頭の超ハイエンド。原神や崩壊:スターレイルも軽々と動く |
※2025年4月時点の当サイト独自の基準に基づきます。使用感は人によって異なる場合があるので、あらかじめご了承ください。
POCO M7 Pro 5Gは47万点台のスコアを発揮しており、ローエンドの一歩上くらいの性能と言えそうです。
なお、負荷が強いことでよく知られる3Dゲーム「原神」をプレイしてみましたが、快適にプレイするにはパフォーマンス不足を感じました。
設定は「画質:中」「フレームレート:45」。2025年4月時点で最新マップのナタにてマラソンと戦闘を15分ほど繰り返しましたが、動作もあまり安定しない感じでした。
ゲーム目的ならワンランク上のPOCO X7 Proがオススメです!
▽POCO X7 Pro レビュー!実際に使った評価。ベンチマーク・カメラ・バッテリー性能を検証
まとめ:日常使いなら良好な性能
以上、POCO M7 Pro 5GのAnTuTuベンチマークのチェックでした。
ゲームを楽しむには性能不足であるものの、高負荷のゲームを除く日常使いであれば大きな不足は感じません。
AnTuTuベンチマークは47万点台で、エントリーの位置づけとなるモデルとしては、むしろ高めのスコアです。
画面もキレイな有機ELを採用しており、ステレオスピーカーやイヤホンジャックも搭載しているので、動画を楽しむ用途には丁度良いスマートフォンでしょう。
POCO M7 Pro 5Gの価格・キャンペーン情報
POCO M7 Pro 5Gの本体カラーはグリーン、シルバー、パープルの3色展開。容量はメモリ8GB+ストレージ256GBのみとなっています。
市場想定価格は税込32,980円ですが、早割キャンペーンでは税込29,980円で購入できるとのこと(キャンペーン期間:2025年4月3日~4月30日)。
Xiaomi公式サイト(mi.com)や、Amazon、Xiaomi公式 楽天市場店などで2025年4月3日より順次発売。早割価格の詳細については、各販路の購入ページでご確認ください。
容量 | 価格(税込) |
8GB+256GB | 32,980円 (早割:29,980円) |