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UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器 レビュー!実は「55W PPS」対応。動く猫キャラもカワイイ小型充電器

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スマートフォンの急速充電規格が細分化される中、小型充電器には単なるワット数の大きさだけでなく、各社固有のプロトコルに適合する柔軟性が求められるようになりました。

日常の持ち歩きにおいて、充電器の大型化や高負荷時の発熱、さらには規格の不一致によって本来のスピードで充電できないトラブルは、多くのユーザーが直面する課題となっています。

今回取り上げる「UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器」は、リアルタイム出力を確認できるスマートディスプレイや遊び心あるアニメーションを備えた1ポート充電器。

製品名には「45W」と冠されているものの、実はPPS接続時に最大55Wを出力できるという、意外なハイポテンシャルを秘めています。

それでは、実際に本製品を使ってみたので実機レビューをお届けしていきます。

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製品のスペック・主な特徴

UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器の主要なスペックは以下のとおりです。

スペック・主な特徴

  • 最大出力:45W PD / 55W PPS(5.0-11.0V / 5.0A)
  • 入力:100-240V ~ 50/60Hz 1.2A Max
  • ディスプレイ:上面スマートディスプレイ(傾斜角45°、180°画面反転対応)
  • プラグ仕様:90°折りたたみ式プラグ
  • 公称サイズ:約40 × 40 × 49 mm
  • 実測重量:93g
  • 安全保護:Thermal Guard保護システム(過熱・過電圧・過電流・ショート保護)

UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器は、高効率なGaN(窒化ガリウム)半導体を採用し、手のひらに収まるサイズ感と高出力を両立させています。

製品名こそ45Wと表記されていますが、後述の通り、PPS接続時には最大55W(11V/5.0A)の給電能力を備えている点が本製品の大きな特徴。 天面には斜め45度に傾斜したディスプレイが配置されており、給電中のリアルタイムな電力・電圧・電流や動作プロトコルを数値で確認できます。

また、内部には独自の「Thermal Guard」技術が組み込まれており、ミリ秒単位で温度を監視しながら出力を適切に制御する安全設計が施されているとのこと。

UGREEN公式楽天市場店での通常価格は税込3,980円となっており、付加価値と隠れた給電性能を備えた充電器としては手に取りやすい価格設定と言えます。

製品のパッケージ内容・外観

製品パッケージ
充電器本体と付属品

UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器のパッケージには、充電器本体と取扱説明書が同梱されていますが、ケーブル類は付属しないため別途用意する必要があります。

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後述の理由により、5A対応のケーブルを買っておくのが無難です!

本体外装は落ち着いたスペースグレー調のマット仕上げとなっており、指紋や皮脂が目立ちにくい上質な質感に仕上げられています。

金属を思わせる上質な仕上げ
天面にUSB-Cポートとタッチセンサーあり
背面に認証情報記載。テュフ・ラインランドの認証を受けていることが分かる。

キッチンスケールによる実測重量は93gでした。

公称値(約92g)とほぼ同等であり、100gを下回る軽量設計のため、ポーチやポケットに滑り込ませても負担を感じにくい携行性を備えています。

天面のディスプレイは45度の傾斜が設けられているため、卓上の電源タップに挿した際も、壁コンセントに挿した際も自然に視線へ入る角度が保たれます。

画面の向きについては、タッチセンサーの長押しで変更可能でした。

また、プラグ部分は一般的な90度折りたたみ式となっており、持ち運び時のコンパクトさと端子の保護をしっかりと両立しています。

性能と実用性を検証

充電ディスプレイの視認性とユニークな遊び心

UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器の天面ディスプレイは、給電開始と同時に現在の充電ワット数や電圧・電流、トリガーしているプロトコルを表示。今どれだけの電力が供給されているかを直感的に把握できます。

本体天面をタップすることで表示モードの切り替えが可能で、180度の画面反転機能も備えているため、挿し込みの向きを選びません。

さらにユニークなのが、通電中でデバイスを接続していない待機状態の演出です。

画面上には猫のキャラクターが登場し、「ドラミング」「アイスクリームをなめる」「iPhone Duoらしき折りたたみスマホを取り出してドヤる」といった複数のコミカルなアニメーションが再生されます。

無機質になりがちな充電器というジャンルにおいて、デスク脇に挿しておくだけで愛着が湧くような遊び心が巧みに落とし込まれています。

対応プロトコル/PDO:実は「55W PPS」に対応

UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器の給電プロファイルおよび対応プロトコルについて、USBテスター「AVHzY CT-3」を用いて詳細に検証しました。 検出されたPDOおよび急速充電規格の実測結果は以下のとおりです。

  • USB PD 3.0(5V/3A・9V/3A・12V/3A・15V/3A・20V/2.25A)
  • USB PPS(5.0-11.0V/5.0A)

プロトコル検出では、主要なUSB PD 3.0やPPSに加え、QC3.0/QC2.0/QC4+、Samsung AFC、Apple 2.4Aの対応が確認されました。

プロトコル
PDO

そして、本製品における最大のハイライトであり意外な強みと言えるのが、PPSにおいて「5.0-11.0V / 5.0A」という5A大電流プロファイルをサポートし、最大55Wの出力に対応している点にあります。

PPSの仕様上、充電器が提示する電圧レンジ内に端末側の要求電圧が完全に合致していなければ、PPS給電自体が破棄されて固定電圧の通常PD等へフォールバックしてしまいます。

サムスンのGalaxy S24シリーズ以前などは45W給電に5A電流を要求するため、一般的な3A対応充電器では25W前後に頭打ちとなりますが、本製品であれば仕様を満たしているため、最高45Wの超急速充電2.0が使用可能なはずです。

さらに、XiaomiやOPPOなどの大電流PPS(5A)を必要とするスマートフォンに対しても、45Wの枠を超えて最大55W付近のトップスピードを引き出せるポテンシャルを持っています。

加えて本製品には、設定により「PPS優先モード」を有効化可能。

一部の端末では接続時にレガシーなプロトコルが優先され、本来の急速充電性能が発揮されない事象が起こり得ますが、PPSを優先させることでネゴシエーションの不整合を防ぎ、端末本来のパフォーマンスを安定して引き出せます。

画面でPPSで充電できていることが確認可能

なお、実際のスマートフォン充電においては、端末側のサーマルスロットリングやバッテリー残量(80%以上のトリクル充電等)によって受け入れ電力が自動制御されるため、常時最大出力が出続けるわけではない点はご留意ください。

競合モデルとの比較:Anker Nano Charger (45W) との差別化

UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器の競合として、ディスプレイと小型設計を備えたAnkerの「Nano Charger (45W, Display, スイングプラグ)」が挙げられます。 両者を比較した場合、携帯性と給電仕様の思想に明確な違いが見て取れます。

←UGREEN | Anker→

Anker製品は180度可動するスイングプラグと薄型設計を採用しており、プラグの自由度や絶対的な薄さの面では優位に立っています。

しかし、Anker含め一般的な小型45W充電器の多くはPPS仕様が3A出力(最大33W前後)に留まるケースが多く、5A等の大電流を求める端末では最高出力での給電を行えない制約があります。

対して本製品は、プラグの可動域こそ90度折りたたみに留まるものの、「5Aによる最大55W PPS」にも対応している点が実用上の決定的な差となります。

45W上限に縛られず55Wまで出力できる余裕と、わずかに筐体に容積を持たせたことによる熱容量のゆとりが相まって、急速充電適性と放熱性の双方で実用的な優位性を確立している製品と言えます。

やずX
やずX

UGREENの方がスマホの急速充電規格に幅広く対応しています!

小型充電器として発熱面で優秀な結果

UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器に45W出力を30分間持続した状態で、赤外線サーモグラフィを用いて表面温度を測定しました。 熱設計の良否は充電器の寿命や安全性に直結するため、極めて重要な検証項目です。

計測の結果、最高表面温度は約63.9℃、中央付近の温度は約57.4℃を記録しました。

小型高出力なGaN充電器において、連続高負荷時の表面温度は70℃前後に達することも珍しくありません。

その中にあって、本製品がマークした63.9℃という数値は、45Wクラスのコンパクト充電器としては発熱が抑えられている部類に入ります。

充電器側の画面で確認してもまだ閾値には達していないようだった。

また、本製品には適切な出力制御機能「Thermal Guard」が備わっているため、日常利用で過度に危険視する必要はないでしょう。

ただし、物理的な熱容量が限られる小型筐体であることに変わりはありません。

MacBook等のノートPCで長時間の高負荷作業を行いながら最大出力給電を継続するような用途は、内部のコンデンサ等の電子部品の劣化を加速させ故障リスクや寿命短縮につながる可能性があります。

そのため、長時間高出力を維持し続けるような利用は非推奨。あくまでスマートフォンやタブレットの急速充電、カフェ等でノートPCをちょっと充電するくらいの用途を主軸に据えるのが賢明な運用法でしょう。

まとめ:猫がカワイイだけじゃない実力派充電器

以上、UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器のレビューでした。

  • プラグの可動域が90度のみ(可動域でAnkerに劣る)
  • USB-Cケーブルが別売り
  • 競合モデルよりはわずかに大きい

UGREEN Nexode Pro 45W GaN急速充電器は、荷物の軽量化とコンセント周りの省スペース化を両立し、日常の充電動線を心地よく整えてくれる完成度の高い一台です。

プラグを畳めば手のひらに収まり、カフェでの作業や出張時のパッキングにおいてもポーチの隙間に無理なく収まる機動力を誇ります。

また、デスクやベッドサイドに設置すれば、傾斜ディスプレイが充電状況を可視化しつつ、非充電時には猫キャラが登場。日常のデスク環境に心地よいアクセントを加えてくれます。

Galaxyやシャオミ、OPPOなどの急速充電対応スマートフォンにおいて、最大45Wや55WのPPSの恩恵を受けつつ、熱の安定性や携帯性も妥協したくないユーザーにとっても、堅実で有力な選択肢となるでしょう。

UGREEN公式楽天市場店での通常価格は税込3,980円となっています。

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やずX

スマホのレビューやお得情報をお届けするブロガーで、Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)。Xiaomi以外にもOPPOやPixel等レビュースマホ・その他のお得情報多数紹介。 ↓Xでも情報発信中!

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