2025年12月18日、シャオミは公式Weiboアカウントにて、ライカ社とのグローバルイメージング戦略提携を新たなステージへ引き上げると発表しました。
あわせて、この新提携による「最初の傑作」となるフラッグシップスマートフォン「Xiaomi 17 Ultra」を、中国で来週に正式発表することを明らかにしました。
以下、詳細をまとめています。
ライカとの協力関係が「戦略的共創」へ進化

シャオミとライカは、これまでの成功を収めてきた「共同研究開発」の枠組みをさらに超え、「戦略的共同制作(戦略的共創)モデル」を導入するとのこと。
これは単なる技術提供に留まらず、製品の源流から深く連携し、ライカが培ってきたプロフェッショナルな光学技術、美学哲学、そしてユーザー体験の概念を融合。モバイルイメージングの伝統的な制約を打ち破り、体験を根底から再構築することを目指すとしています。
スマホ初、伝説の「ライカAPO認証」望遠レンズを搭載
今回の提携強化の目玉として、Xiaomi 17 Ultraには、以下の画期的な光学システムが搭載されるとのことです。
- ライカAPO認証望遠レンズの初採用: ライカの光学性能の象徴であり、極めて低い色分散と高解像力を誇る「APO(アポクロマート)」設計のレンズを、スマートフォンで初めて望遠カメラに導入。
- 新世代1インチメインセンサー: 新たに構築された1インチメインカメラとAPO望遠カメラを組み合わせることで、夜景の画質、明暗差の激しいシーンでの再現性、そして望遠撮影の自由度において、これまでにない飛躍的な進化を実現。
12月後半、超ハイエンドの新たな出発点へ
Xiaomi 17 Ultraは、今回発表された新戦略の下で、来週(12月第4週)に正式発表される予定です。
シャオミは今回のモデルについて、「スマートフォンカメラを前例のない新たな出発点に押し上げるもの」としており、スマートフォンの枠を超えた「超ハイエンド」な撮影体験を届けるとしています。
